<設計コンセプト> 閉鎖と開放というようにK邸には、相反する二つの特性を求めることをテーマにしました。 閉鎖(影)の部分となるところには、コンクリート打ち放し面にすることでコンクリートという素材の美しさを求めました。外から見た様子は、北側がR面となり、コンクリートの壁面を強調しています。その内部は、階段室になっています。そうすることで、1階と2階のつなぐスペースにゆるやかなカーブを描くやわらかい印象をもたらしてくれています。 建物の南側が開放(光)の部分です。建物の南側には、すべて開口部を設け、光と風をふんだんに取り入れるようにしました。 一つの建物の中に、相反した二つの特性を求めることで、それぞれの特性が強調されます。影の部分があることで、光の部分をより強調することができる空間がテーマになっています。