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現在のOPAビル
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「フェスティバル」という商業建築が那覇の国際通りに建っていた。現在のOPAビルの事である。この建築の中には有名なブランド店が面を構え、最新モ−ドの情報を発信していた。そんな高価なブランド品を買う気はもともとなかったが、よく足を運んだ。その目的は最先端のファッションを見に行くと言うより、そこで体験する空間が好きであったからだ。
一見単純なコンクリ−トの外観も中に入ると心地よいズレが平面を構成し路地に迷いこんだ錯覚を覚えた。さらに大小の吹き抜けの空間が立体的に展開され沖縄の強烈な日差しを光と影で織り込み内外を曖昧に繋ぎあわせていた。喧騒な街中でも自然を体感出来た場所であった。
単純さの中にも、ちょっとした変化をつける事で生れる不思議な空間。沖縄の強烈な日射しを積極的に影と共に演出する工夫。内外の連続性など今でも学ぶべき点は多い。
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