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(有)建築研究室 DIG and PILE (DAP)
 
     
PROFILE

氏名(ふりがな):

真喜志 好一 (まきし よしかず)
真喜志好一氏
生年月日: 1943年生まれ
出身地: 沖縄県那覇市
略歴:

1968年 神戸大学大学院修士課程修了
      同年神戸大学工学部助手

1972年 沖縄県開発庁沖縄総合事務局勤務

1976年 建築研究室DAP 設立

1984〜85年 琉球大学非常勤講師

主な作品:

沖縄大学校舎(1、2、3号館) 、沖縄キリスト教短期大学校舎 、佐敷町文化センター(シュガーホール)、佐喜眞美術館、壷屋焼物博物館など多数。

紹介:  真喜志好一は沖縄の人である。沖縄の建築家は沖縄にいるということを先験的に背負っている。それは地域の建築家が地域にいることを背負っているという以上に、ではないだろうか。  沖縄の現代建築に頻繁に用いられるボキャブラリーとしては、赤瓦、コンクリートブロック、屏風(ヒンプン)、雨端(アマハジ)などがある。ヒンプン、アマハジは沖縄の戦前までの民家に多く用いられていたものである。沖縄の民家には門扉がなく、いつでも誰でも自由に出入りできるように、開放されている。その門の突き当たりに設けられた衝立(ついたて)のようなものがヒンプンである。アマハジは、前庭と主屋を結ぶ土庇であり、住居の内部と外部をつなぐ緩衝空間ともいえる。
  赤瓦は、沖縄の典型的なボキャブラリーと考えられがちであるが、琉球王国時代にはその使用はかなり限定されており、一般に広まったのは昭和に入ってからである。コンクリートブロックは、知られるように、アメリカ軍によって導入されたもので、いまや沖縄で最も一般的に使用される材料である。  こういったボキャブラリーの是非に関しては、これまでにも様々な議論がある。最も批判されるのは、使いさえすればいいという発想である。更に、そういったものの使用が、表現の可能性を狭めるという議論である。逆に、沖縄産の材料である赤瓦等の使用は、生産のレベル、地域産材の利用という視点からみれば、推奨されるべきことでもある。ヒンプン、アマハジに関しても、それらが建築の空間構成と密接に結びついたボキャブラリーであるため、空間の展開等を表現する要素として評価してもよい。
 とにかく、沖縄においては、非常に明快な空間構成・建築言語等があふれており、それらといかに向き合うかというテーマは非常に重要である。
 ほかに、沖縄の人々の生活の中での信仰の意味にも焦点を当てねばならない。沖縄が「神」を売り渡した場合、沖縄の存在理由は音もなくくずれ落ちる、と言われるほどである。ニライ・カナイ、御嶽(ウタキ)、亀甲墓、フンシー(風水)。沖縄には未だ沖縄独自の信仰が、人々の生活と密着な関係を保ちながら、息づいているのである。そういった発想を建築の中にいかに盛り込むかということも、沖縄の建築家には求められている。
 真喜志好一はまさにそのウチナンチュ(沖縄人)のコスモロジーを体感し表現する建築家である。
(ワキタ研究室ホームページより抜粋)
主な受賞暦: ○1981年度日本建築士連合会作品展優秀賞
○1991年度日本建築学会作品賞(沖縄キリスト教短期大学)
○1996年度日本建築学会作品選奨(シュガーホール)
     
 真喜志好一の言説 〜沖縄からの発信〜
  琉球弧からヤポネシアの建築家へ  (南島・沖縄の建築文化より転載)
  島豚賛へ                 (1983年1月20日・沖縄タイムス紙掲載)
 《リンク集》
 

ヤポネシアの建築家・真喜志好一論 (ワキタ研究室ホームページより)

真喜志好一へのインタビュー   セメントの経済学 (SouthWeb より)

辺野古海上基地などの長期計画を探る (うるま島  ひやみかち 御万人ラジオ より)

ヤンバルの森を守る意見陳述  (いつまで続く沖縄の赤い海 より)

     

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