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マツダさんちの家づくり〜キッカケから出会いまで〜
おきなわ建築webを通して出会った施主さんと建築士さんとの家づくりが始まりました!
沖縄県中部に住むマツダさんご夫婦と建築研究室匠斎庵の仲村渠さん。
出会いから現在までを聞きました。

☆現在の家賃と返済額の比較で決断!

 マツダさんご夫婦が家づくりを開始したのは今から一年半ほど前のこと。

 「ちょうど子供が誕生して、家について夫婦で話したりしていました。現在住んでいるのが家賃8万円の借家。もし家を建てて、返済をするとしたら…と考えて試算してみると月々の返済額は今とそんなに変わらない額でマイホーム取得が可能なのでは、という希望が持てたので、思いきって家づくりを始めようと踏み切ったんです」

 子供の誕生を機に家族で暮らす家について真剣に考えるようになったというマツダさん夫婦。 月々それほど変わらない額を支払い続けるのであれば、借家住まいを続けるよりも自分たちの財産として築ける「家」を持った方がいいという決断だった。

  「でも、いざ始めようと思っても何から始めたらいいのかわからないし、誰に聞けばいいのか。とりあえず、職場の人たちの中の家づくり経験者に話を聞いてみたり。ほとんどがハウスメーカーの家を造った人ばかりで、それで住宅展示場を見学しに行ったりしていました」

◇ハウスメーカーに決まりかけて…でも、とまどいの日々

 ハウスメーカーの営業マンにさまざまな資料を提供してもらい検討を重ねる中、兼ねてから愛読していた県内住宅情報紙を参考に、本島の北から南まで気に入った家を探すドライブが休日の過ごし方になっていったというマツダさん。

 「いいなぁ、と思う住宅がいろいろありました。そこに住んでいる人に『どこに作ってもらったんですか?』と何度聞いてみようとしたことか。でも、見知らぬ人がいきなり訪ねてきて、そんなことを聞くと驚くだろうし、と思ってインターホンを押すことはしなかったんですけどね」

 そうしながらも、家づくりはあるハウスメーカーに依頼することがほぼ決まりかけてきた。営業マンから提示された設計プランなどに目を通しながら、打ち合わせを重ねていったが、自分たちの予想に反して意外に早く進む家づくりにとまどいもあったという。

 「ハウスメーカーは、モデルルームなどがあって実物を見ることができて、それで判断できるのはいいところです。でも、自由設計とうたっていても、基本のプランから少し変更した場合には、それがコストに跳ね返ってくる。最初に予算がこのくらいと伝えていても、どうしてもそれよりオーバーしてしまうんですよね。自分たちの本当に建てたい家をつくりたいと思っていたし、自分たちに合った家を考えたかった。コストを考えて、それを妥協しなければいけないのかと思ってしまって。それに、ハウスメーカーで打ち合わせをするのは、営業マンばかり。設計している人を紹介して下さいと言っても、紹介してはくれませんでした。私たちの感覚として『誰が設計しているかわからないところには住めない』と思ったので、話が進むにつれてとても不安になっていきました。予算の範囲内で自分たちに合った家はつくれないのかな?と考えたりもしました」。

 そんなある日、建築の仕事をしている親戚から「建築士に家づくりを頼んでみることも考えたらどうだ?」と勧められたと話す。

 「急いで決めないで、もっと勉強してからにしたら?とも言われましたよ。建築士に家づくりを、といっても全然あてがなかったんです。情報紙を見ていて建築設計事務所の名前などはいくつか知っていましたが、それでもどうやって訪ねて行けばいいのかわからないし、どんなところかもわからない。どこかでそれをまとめて知る方法はないものかと思っていたんです」

○そんなある日。

 それからまもなく新聞で『おきなわ建築web・7月1日から公開』の記事を見たマツダさん。

 「これだ!と思いましたね。早く公開の日がこないかなと心待ちにしていたんですよ。7月1日になって、早速アクセス!」

 なんと、おきなわ建築webへのアクセス者<第1号>となった。その時、サイト内の掲示板にも簡単なコメントを残した。

 「公開された当初はまだまだ情報が少なくて、『今後に期待しています』とコメントを残したんです。その後もたびたびアクセスしては掲載されている記事などを読んだりしていました」

 その頃には、契約寸前のところまでいっていたハウスメーカーとの家づくりを白紙に。マツダさん夫婦は、自分たちに合った家を造ってくれる建築士を探して、家づくりを依頼しようと決意した。それからは情報収集にもさらに力が入り、リビングショウに出かけたり、情報紙の記事を切り抜いてスクラップしたりしていた。

☆見つけた!ココに決めた!

 「気に入った家探しのドライブはさらに念入りになりました。情報紙に載っている家を見つけては『あぁ、こうなってたんだ』とか。気に入った家の前を車で何度も通ってみたり、車から降りていって周辺をウロウロ。まるでストーカーみたいですよね。誰かに見られたら、怪しまれたかも…」

 そのドライブで見つけたのが沖縄市泡瀬に住む当真さんの住宅だった。

 「もう、一目惚れです。『なに、この家カッコイイ!』と思いました。それから何度も見に行きましたし、インターホンを押して、訪ねてみようかどうしようか本当に迷いました。それから間もなくして、情報紙でその住宅が紹介されているのを見て、設計したところが『建築研究室匠斎庵』であることを知りました。また、おきなわ建築webでもさらに詳しくその住宅を紹介している記事を読んで、ここしかないと。それまで、おきなわ建築webを見て、いいなと思う建築設計事務所を3ヵ所ピックアップしていたんです。匠斎庵はその中の一つ。考えに考えてもうこれは、連絡をとって見るしかない!と決心してwebで掲載されていたメールアドレスにメールを送ったんです」

それが今から3カ月ほど前のことである。

☆さらなる展開へ期待ふくらむ…

 「メールを送ったら、『気軽にどうぞ』というお返事をいただいて、匠斎庵まで出かけていきました。会った時は緊張しましたが、いろいろ話しているうちに家以外のことでも共通点があったりしてとても安心しました。それに私たちのことをわかってもらえたことがとてもうれしかった。正直言って、土地もこれから探さないといけなくて、こんな私たちの話を聞いてくれるのかな?と不安もあったんです。でも、一つひとつ真剣に聞いてくれて土地探しにもアドバイスをいただけたんです。不動産屋から紹介してもらった土地を一緒に見に行っていただけたり。友人たちからは、設計事務所も何ヵ所か訪ねてみたほうがいいよと言われてもいましたが、メールを送った時には『絶対ここに頼むんだ!』という明確な決意が私たちにはあったんですよね。たとえ仲村渠さん(匠斎庵主宰)に『だいぶ待ちますけど』と言われたとしても、待っているつもりで」

 一目惚れの建物をつくった建築士に家づくりを依頼しようと、二人で決めた経緯を笑顔で話してくれた。出会った時の喜びと、新たに始まった家づくりへふくらむ期待が伝わってくる。

 「やっと土地の契約ができそうなんです。場所は沖縄市。気に入ったところが3ヵ所くらいあって、それを全部仲村渠さんにも見てもらって『いちばんいいよ』というところに決めました。趣味でバンドをやっていたりするものですから、楽器を演奏できるスタジオをつくりたい。人が気軽に集まれて、楽しい家をつくりたい。これからじっくり時間をかけて、私たちにあった家をつくっていくつもりです」。

それから、無事土地の契約を済ませたマツダさんご夫婦。設計者も決まり、土地も決まっていよいよ本格的な家づくりがスタートした。

 「でも、あせらずつくっていこうと思っているので、来年とはいきません。土地購入の際の税金控除期間が3年あるので、3年たったときに完成していればいいかなと。その間に、もう少しマイホーム資金を貯めます!そして、家づくりの勉強も。私たちにピッタリフィットな家ができるのをじっくり楽しんでいきます」

<つづく>

◆□参考ページ□◆  当真さんの住宅 ・ 建築研究室 匠斎庵

<マツダさんちの家づくり>は進展があり次第、web内でお伝えします。   02.09.30



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